ストレッチトレーナーになるには?資格は必要?現場で身体を見続けてきた私が思うこと

ストレッチトレーナーになりたい。

整体やストレッチを仕事にしてみたい。

そんな時にまず気になるのが、

「資格って必要なのか?」

ということだと思います。

結論から言うと、ストレッチトレーナーとして仕事をするために、絶対に必要な国家資格があるわけではありません。

資格がなくても活動すること自体はできます。

ただ。

私はこの「資格がなくてもできる」という部分だけを見て、この仕事を簡単に考えてほしくないと思っています。

人の身体に触れる仕事だからです。

私は作業療法士として病院で働き、その後は訪問や福祉の現場にもいました。

今は自分で整体院をやっています。

人の身体を見る仕事をして、かなり長くなりました。

それでも今でも普通に思います。

身体って難しいな、と。

むしろ経験を積めば積むほど、昔より簡単には言えなくなりました。

ストレッチのやり方を覚えるだけなら、そんなに難しくない

今は本当に便利です。

YouTubeを開けばストレッチの動画はいくらでも出てきます。

InstagramやTikTokを見ても、いろいろな手技が流れてきます。

本を買えば、

「この筋肉はこう伸ばす」

ということも書いてあります。

だからストレッチを10個、20個覚えるだけなら、そこまで難しいことではありません。

でも実際に人を目の前にすると、それだけでは足りません。

例えば、

「腰が張るんです」

という人が来たとします。

腰が張っている。

じゃあ腰を伸ばそう。

本当にそれでいいのか。

私はまずそこから考えます。

骨盤はどうなっているのか。

股関節はちゃんと動いているのか。

背中は硬くないか。

左右で身体の使い方は違わないか。

普段どんな仕事をしているのか。

長時間座っているのか。

過去にケガをしていないか。

同じ「腰が張る」という言葉でも、一人ひとり身体は全然違います。

だから私は、

ストレッチトレーナーになる=ストレッチの種類をたくさん覚える

ではないと思っています。

私は「なぜ?」を考えられる人の方が強いと思う

これはNobiでもかなり大切にしたい部分です。

「ここが硬いから、このストレッチをやります」

それだけで終わらない。

なぜ、ここが硬くなっているのか。

なぜ右と左で違うのか。

なぜこの姿勢になっているのか。

なぜこの動きだけやりにくいのか。

一回立ち止まって考える。

地味です。

めちゃくちゃ地味です。

でも、実際の現場ってこういうところが大事なんです。

私自身、整体院で今でもやっています。

身体を見て、

自分なりに考えて、

触って、

動かしてみる。

思ったように変わらない。

「あれ?違うな」

となることも普通にあります。

そうしたら、もう一回考えます。

別のところを見ます。

自分の考えが違っていたなら修正します。

何年やっても、この繰り返しです。

逆に私は、

「この技術をやれば何でも治ります」

みたいな話の方が怖いです。

そんなに人の身体は単純じゃありません。

資格を取れば、人の身体が分かるようになるのか

私は国家資格である作業療法士の資格を持っています。

学生時代には解剖学や運動学、生理学など、身体についてかなり勉強しました。

その時に学んだことは、今でも間違いなく自分の土台になっています。

だから資格を否定するつもりは全くありません。

でも。

作業療法士の資格を取った瞬間から、人の身体が全部分かるようになったか。

全然そんなことはありませんでした。

病院で働き始めた頃なんて、分からないことだらけです。

学校では分かっていたつもりでも、実際の人間の身体は教科書通りにはいきません。

左右差があります。

生活があります。

仕事があります。

その人なりの身体の使い方があります。

昔のケガもあります。

学校で勉強して、

現場に出て、

触って、

失敗して、

また調べる。

ずっとそれを繰り返してきました。

そして今も同じです。

だから私は、

資格を取ることがゴールだとは思っていません。

資格は一つの土台です。

そこから、どれだけ考えて、どれだけ現場に向き合えるか。

その方が大事だと思っています。

未経験でもストレッチトレーナーは目指せる

では、医療系の国家資格がなければ無理なのか。

私はそうは思いません。

未経験からでも学べます。

最初は誰でも分からないところから始まります。

ただ、いきなり

「使える手技をいっぱい覚えたい」

というところだけに走ってほしくはありません。

筋肉がどこについているのか。

関節がどう動くのか。

骨盤をどう見るのか。

姿勢を見る時に何を見るのか。

身体にどう触れるのか。

力加減はどれくらいなのか。

こういう基礎は地味ですが、あとから必ず効いてきます。

そして、もう一つ。

分からない時に、分かったふりをしないこと。

これは本当に大事だと思っています。

私も今でも分からないことは調べます。

スクールをしている人間がこんなことを書くと、

「先生なのに分からないの?」

と思われるかもしれません。

でも私は、何でも分かるふりをする方が嫌です。

身体はそんなに簡単ではありません。

分からないなら調べる。

もう一度考える。

それでいいと思っています。

Nobiで教えたいのは、手技の数だけではありません

もちろん、ストレッチの技術は教えます。

身体の触り方もやります。

姿勢も見ます。

骨盤も見ます。

股関節も見ます。

肩甲骨も見ます。

ただ、

「今日はストレッチを10個覚えました」

それだけで終わる講座にはしたくありません。

なぜそこを見るのか。

なぜそこに触れるのか。

なぜこのストレッチを選ぶのか。

そこまで考えられるようになってほしいと思っています。

私は病院、訪問、福祉、整体院と、いろいろな現場で人の身体を見てきました。

当然、うまくいったことばかりではありません。

思ったように変化が出なかったこともあります。

自分の見方が浅かったと気付いたこともあります。

勉強し直したことも何度もあります。

そういう部分も含めて伝えたい。

成功例だけをきれいに並べても、実際の現場ではそんなにきれいにはいかないからです。

ストレッチトレーナーになるために、本当に必要なもの

資格。

知識。

技術。

全部大事です。

でも私は、それだけでは足りないと思っています。

目の前の人をちゃんと見ること。

「なぜ?」と考えること。

分からなければ調べること。

自分の考えが違っていたら修正すること。

そして、学び続けること。

派手じゃありません。

近道でもありません。

でも結局、この積み重ねが一番強いと思っています。

私も今でも整体院の現場に立っています。

今でも考えます。

今でも迷います。

それでも施術が終わって、

「さっきより楽です」

と言ってもらえる瞬間があります。

これは何年やっていても嬉しいです。

自分が身につけた知識や技術で、目の前の人の毎日が少しだけ楽になる。

私は、この仕事の面白さって結局そこにあると思っています。

Nobiでは未経験の方から学べます

Nobiストレッチ&整体スクールでは、これから初めて身体のことを学びたい方から、トレーナー、セラピスト、介護・医療関係者、今持っている技術をもう一度基礎から見直したい方まで、それぞれに合わせた講座を用意しています。

最初から長期コースに入る必要はありません。

まずは1DAY講座からでもいいと思っています。

マンツーマンレッスンで、一度実際に教わってみるのでも構いません。

私の考え方や教え方が自分に合うのか。

まずそこを見てもらえばいいと思っています。

スクールにも相性があります。

無理に受講を勧めるつもりはありません。

ただ、

もっと身体のことを分かるようになりたい。

今より技術に自信を持ちたい。

手技の数ではなく、身体の見方から勉強したい。

そういう方には、私もきちんと向き合います。

Nobiでは新宮を中心に、和歌山・大阪・名古屋でも講座を開催しています。

「自分はどの講座から受ければいいのか」

「全くの未経験だけど大丈夫なのか」

そんな質問でも大丈夫です。

気になることがあれば、公式LINEからご相談ください。

私自身が返信しますのでなんでも聞いてください。

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